2014年12月31日水曜日

7.人集めバランス④

居場所与えて満足度を高めることは,安定したチーム作りにとっては大事なこと
個人の満足度とチームのレベルアップは相反してしまう事も多い
当初の大広倶楽部は極力少数限定でやりたかったから、足りないものは自分達で補った
ピッチャーもめぼしい者は取りあえず投げさせる
恐縮しながらでもまんざらでもない連中のほとんどが,その直後に苦悩し投手の厳しさを実感する
それでも、その中からキラ星の如く,とんでもない逸材がいるものである
未経験でも立派にやれることを彼らは教えてくれた
その彼らに共通してるのは、肩の強さバランスの良いフォーム、そして性格が素直で謙虚であり
投手としての経験不足は、そのうち覚えるさ~であった。
それより彼らの伸びのあるストレート、ストライクを取れるコントロール,淡々となげる姿
それだけで相手をきりきり舞いにした。
ランナーがいるのに振りかぶるのは当たり前で、セットしてから肩をブルブル揺らす癖や、プレートも眼中にないからドントン前に来て投げたり(本人きずかない)審判さんも呆れてたが試合が練習の場だった。
「外野しかやった事ない!」って者が、ピッチャーをやってるんだから嬉しくてしょうがない
他もポジションを与え、動かさなければ研究して上手になるし、そのポジションに愛着を感じてくれる
少年野球までだが野球を知っているハマダは強肩、外野からのレザービームは相手をビビらせた
その時のコントロールは抜群
外野も慣れ物足りないとチョッと不満気、であればと内野、ピッチャーと次々やらせたが
どうもコノヘンは良くてもココに投げるコントロールがダメらしい
エラーしようが、暴投しようが四死球を出そうが、彼が満足行くまで使った
そして彼が「センターが一番落ち着く」と言い出すまでにそんなに時間はかからなかった。
その後は嬉々として外野の要として大活躍し他を希望することはなかった。
まずは「ここをやった事ないから」とか「ここに憧れてたから」で入り、最終的には限られた中での適材適所に落ち着いたのであった。
その時期の大広倶楽部はポジションを言わなくても散っていったのだった。
 


2014年12月29日月曜日

6,人集めはバランス③

人集めはバランス③
たくさんいれば安心の理論は、キッチリ野球では当てはまらない
9人での攻守に加え、出たら戻れないではどうしても差別が起こる
そもそもピッチャー、キャッチャー以外の運動量は他種に比べての満足度は決して高くない。
打席は2~3回、全部凡打なら殆ど走らない、守っても試合後、「一度も飛んでこなかった・・・」って事珍しいことでもない。
ベンチスタートならもっと出番が少ない、それでベンチに20人位いたら、そりゃ引きますよね
つまらなかったらやめるは趣味やレクレーションでは当然の事、野球も同じです
であるから私どもは、本来の野球ではないかもしれないが大会以外は出入りOKの全員打ちを当初からやっている
イースターでは早く到着順(エライ)や高齢順(敬意を表して)や彼女や子供を連れて来た順(イイとこ見せな)などなどの思いやり打順
適当だが不公平感もなく文句も一切ない、が勝つ気も?(ジャンケンはめんどうだった気がする)
「バッター4番!外野バック!」って、4番目のバッターは緊張するのであっが・・・
選手の満足度とチームのメンバー数に監督は涙ぐましい努力と思いやりで日夜試行錯誤してるんです
どんなに強いチームを作りたくとも、上手な選手が毎回「行けたら行きますで良いっすか~」なんて返事なら「来んで結構!」って言いたい・・・よね~
監督にとって△は×と考えざるおえない、〇8人△3人でも最低1人の助っ人さんは必要となる
何かのアクシデントの為に10人で戦いたいとなれば2人の助っ人さん
△3人全員来ちゃったら15人に膨れ上がる
頭下げ下げ頼んだ助っ人さんに「なんだ~結構いるじゃん」なんて言われ恐縮した経験は幾度とあるのです
現役バリバリ感のチームを作るのは別にして
満足度を上げ、出席率を高め、勝利数を伸ばす秘訣は、選手に居場所を与えるです
そこんところの掘り起しは次回に!


2014年12月26日金曜日

番外編「記録のないチーム」

記録のないチーム

イトヒロさんの著書に「草野球な人々」がある
その中で記録のないチームとして紹介されたのがイースター
熱狂的なトラキチで草野球人で音楽家のすお~ちゃんと私めがやりだしたのが20年前
そう言えば「売れたら俺が草野球場を作ったる!」と豪語していた。
月曜朝9時の下高井戸運動場に限定、メンバーも当然フリーな方なら
ユニフォームもフリー、性別もフリーだし、ポジションもフリー
チーム名も取りあえずの月曜だからの「マンデーズ」 
メンバーも固定出来ないから責任感もなければ、闘争心もない、とにかく実体がないがワイワイやってた。
それでも徐々に形になってきて、ユニフォームを作り、なんとなくの「イースター」と名乗った。
どうしてもメンバーは入れ代わり立ち代わりになってしまうが
世の中には野球経験なくとも、一過言ある方は多い
草野球で素人もないが、未体験の野球を嬉々としてやってる輩が沢山参加した。
そこに、たまたまやって来た助っ人がハードロッカーのセイホウさん、黒のランニングシャツに迷彩パンツにサングラス、そして背中まであるロンゲと言う強烈な,いで立ち。
何も持ってないのはイイが、いきなり「チームには入らない!、ミュージシャンは指大事、今回は頼まれたから来だけ!」って入団なんか頼んでないのに・・・
どう見てもド素人、当たりそうにない、でも神様の悪戯か空振りを続けるうちにボールが当たっちゃった。。
完璧な当たりは、はるかレフトオーバーのホームラン、歓喜に沸いた
その後は、もう~、知ってしまった男は、当然の如く、どっぷりと
その場でユニフォームを注文し、グラブ、バット、スパイク買う算段を語りだし、帰るときにはチームの一員と化、すっかり草野球の虜となった。
夢の中で振り子投法を会得したと豪語しピッチャーを体験、ルイスビルのケングリフィーJrモデルの硬式木製バッドを買うや4番座り、最後は監督もやってた気がする
「俺がやる!」と言えば「どうぞ、どうぞ」のイースターで数々の伝説を残していった。
イースターは現在でも打順は早く来た者からだし、守備も言ったもん勝ち
その場が楽しければ全て良しを20年間貫くベテランだが、記録もないが未だに「貫禄のないチーム」なのだ
 


2014年12月23日火曜日

5,人集めはバランス②


 
人集めはバランスが大事②

リーグの絶対王者ブリザードの前身がルネサンス
監督を長年やってると、どんな人に入ってもらうのが得策か分かってくる
出来ればピッチャー経験者、で品行方正、礼儀正しく物腰も柔らかな好人物なんて
自分のチームの事はさて置いてですが、残念ですが滅多にいませんし相手だって選びます
でも、そんな方よりも数倍貴重な人材がいることに、長年やってると気が付く
それは二つ返事で必ず来てくれる方、そんなメンバーが9人以上いたら、監督は助かる責めて3分の2位いたらチームはほぼ安泰です
あとは何も贅沢は言いません、強かろう弱かろうなんて、楽しむため付属物
「この程度のチームだ!」で良いんです、みんなで一緒に手を取り、上手くなろうではありませんか!
その昔、チームゴーランドの前身で大広倶楽部と同時期に発足した「ルネサンス」
その監督の高田さんと知り合った。
20年続いてるDリーグの設立に大変なご尽力頂き、高田さんなくては、Dリーグは存在しなかった。
とにかくパワフル、参加チームの勧誘からリーグ構想まで二人三脚で行った。
パワフルだから人集めも凄い、ルネサンスはあっと言う間に70人位に膨れ上がった。
そして、あっと言う間に強くなり、私等はあっという間に置いてけぼりになった。
だが、そんな高田さんは何時も助っ人探ししてる、70人もいるのに・・・
 
人集めに苦労したくないから、部員を増やす、これ当たり前、でも増えれば増えるほど抜けてゆく理論や感覚が僕らにはなかった。
ようするに存在感の薄れ、いてもいなくてもって言う感覚、個人の優先順位からの野球の下落、
それこそが人集めはバランス、強豪校の部活やプロ野球との違いです
つまらなかったらやめる、これも至極当然
その当たりの掘り起しは人集めはバランス③にて


2014年12月19日金曜日

4,人集めはバランス①

人集めはバランス①
20年前思えばメンバー集めは、かなりの適当だった私め、
9人も揃ってないのに成るようになるさと、試合を決めちゃった。
チーム構想もへったくれもない状態で、たまたまのメンバーなのだった。
そして、たまたまのメンバーは、たまたま弱かった・・
そして、たまたまピッチャー経験者がいないから、だれが投げてもストライクが入らなかった
たまに入っても痛打をあびる、たまたま打ち取ったゴロもフライもザル状態だからアウトが取れない、
私事ですが、1回表に7連続4球の後、満塁ホームランで撃沈した事もあったが
そんな時に「誰れか変わってくれ・・・」と頭から湯気出して懇願しても、誰一人目を合わさない、
1アウト、ランナー3塁、外野フライ、相手ランナータッチアップ、みんなが「バックホーム!」
しかし捕った外野手はボールを掲げたまま飛び跳ねて狂喜してる・・・
そんなチームから始じまったのだった。
それでも本能的に決めてた事が一つあった。
このメンバーで勝つ!むやみにメンバーは増やさない、だからピッチャーは連れてくるより
作っていったのだった。(全部じゃないけどね)
つづく

2014年12月16日火曜日

3,監督はつらいよ

その①-3
だいたいは言いだしっぺがやることが多いですね
監督と言えば、その日の戦術練ったり、スタメン決めたり、ベンチでサイン出したり、偉そう~なイメージ
でも草野球の監督は,とかく試合以外の仕事が多い、選手集めは勿論、グランド確保、相手チームとの折衝、大会やリーグ戦なら手続きや代表者会議、お金の清算など細かいこと上げたら切がない。
上手に分担できるのが理想ですが、初期の頃は雑用係として割り切って立派にお勤めして下さい
その奉仕の精神が、やがで実を結び掛け替えのない唯一のチームとなるでしょう
チームの成長も衰退も、全ての運命を握る最重要ポジションです
発足を提案するくらいだから、野球好きで積極的、行動力があって骨身を惜しまない、そんな性格が「チーム作ろうぜ!」って言わすんです、一言に凝縮してます、適任なんです。
それと番頭さん的No2の存在もかなり大きいですね、キャプテンにしてチームのご意見番、監督、選手の相談役としの補佐はチームを円滑に動かす潤滑油、チームの成功のカギを握ります
とは言え、チームもいろいろ、監督もいろいろ
ビシッと統率してる部活系の方も、監督が一番いじられてるサークル系の方も、立派なチームカラーの一つ、監督を見ればチームがわかる!なんて、
 だいたいですが・・・
次回はメンバー集め





2014年12月14日日曜日

2,鉄は熱いうちに打て

その①-2
自分たちのチームを作りたい方,これは一気にハードルがあがりますね。
それこそ作り方やスタイルは千差万別、試行錯誤の連続となるでしょうが
仲間とケンケンゴウゴウやるのは、やっぱ楽しいもんです
それこそビールの一杯目、恋愛初期みたいなもので、そこでしか味わえないワクワクした高揚感は始まりならではです。
その後の現実はさて置き、出来れば「やろうぜ!」となったら、試合を組んでしまいたいですね
鉄は熱いうちに打て!
メンバーが揃ってない、ユニフォームがない、そもそもグラブやバットがないets
焦りがチーム作りを加速させ、一体感も増し空想妄想から現実が見えてきます
ココで①ポイントアドバイス
メンバー不足に陥ったら助っ人は、身近な男女子供問わず頼みまくりましょう
ユニフォームは、経験者なら手持ちの物、無ければジャージでも、運動する意思表示が出来ていたらOKです
但し、相手チームには、チーム事情を丁寧に説明しておいて了承を得てください
(ジーパン、革靴など、いわゆる普段着はNGです)
初動の仕方は、それぞれ・・・
私めは盛り上がったら、いきなり試合の行き当たりバッタタリ派
初めましての挨拶が飛び交いう中、誰一人野球の力量も分からず、打順だの守備位置など「そんなのわかるかい!」って決めた事が多々あった。
姿かたち、立ち振る舞い、キャッチボールや素振り時のフォームなどを見て
ほぼ直感で決めたが、そんなにずれなかったな~
 
 

2014年12月12日金曜日

1,草野球の血が騒ぐ

プロローグ
世田谷区砧の祖師ヶ谷大蔵駅ウルトラマン商店街南側にある
スポーツショップゴーランドの後藤です

草野球歴約20年、それまでの運動歴(バレー、テニス、ゴルフ、スキー等々)で「野球じゃない!」私めが、
何を思ったか「これからのオレは草野球だ!」と直感、同じような素人メンバーを集めたのが始まり、そのワクワク感は半端じゃなかった。
それからはどっぷりのめり込み行動機会も増え、リーグも運営し日曜では飽き足らず、早朝や平日野球にも手を出し一時期は年間120試合をこなしたのだった。
そんな仲間の中に、年間150試合はこなす(もっとやってたかも)猛者の草野球人イトヒロ氏と知り合った。
脅威の試合数だけでなく、素人目線から草野球を愛し探求する姿は、先陣を切っているようだった。
そんな友人のイラストレーターイトヒロ氏が草野球人による草野球人の為の著書が「草野球超非公式マニュアル」
18年前に書かれたこの本の流れを元に現在の草野球事情を私なりに紹介し、そしてこれから草野球に参加したい!立ち上げたい!とお考えの方達の指南書的役割となれたら幸いです

その①チーム結成
世の中千差万別!答えは一つではないのであります。
人生いろいろ、草野球の楽しみ方もいろいろあって良いのです
野球をやりたいだけなら、どこかのチームに入れてもらうのがおススメ
贅沢を言わなければ、結構引く手あまたなはず、行動力が必要です
知り合いのチームに入れてもらうのが自然な流れですが
グランドでのリサーチ(声をかける勇気が必要)、ネットで検索し部員募集に応募、居酒屋で酔った勢いって言うのも多いはず、それから地元のスポーツショップに相談するのも良いでしょう
気をつけたいのは、チームカラーもいろいろでなのでチームを覆う雰囲気が自分に合うか見極めたいですね
同級生中心、監督のもと寄せ集め、勝ちのみに価値、お気楽ほのぼの系、現役感バリバリ、とにかくド素人、上げたらきりがない
どれもアリですが、のちのち後悔しないためにも正式入部の前に助っ人でお邪魔して遊ばせてもらってください。
次回は鉄は熱いうちに打て